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高照寺(こうしょうじ)は、兵庫県養父市八鹿町高柳にある高野山真言宗の寺院である。関西花の寺二十五霊場5番、但馬七花寺霊場である。春はモクレン、秋はハギが見頃である。本堂内には、「なで弘法」が祀られており、治したい部分を「肌守り」で撫でながら拝むと御利益を受けられるといわれる。

縁起
高照寺寺誌によると、720年(養老4年)行基により開基されたと云われる。承和年間、泰範が住職を勤め、空海の許しのもと寺号を栂尾山神護寺とした。その後、栂山の西北の庵坂に移り、栂尾山蓮花寺と改称して一時禅宗となった。1655年(明暦元年)観音堂屋敷に移り、寺号を現在の栂尾山高照寺と改めた。1819年(文政2年)現在地に移転した。