平坦な白馬の山麓から一変、見上げるようにそびえ立つ北アルプス白馬連峰の山々。そんな荒々しくも優美な白馬連峰の主峰のひとつ、唐松岳付近の稜線から延びる水平距離約,標高差約のなだらかな尾根が八方尾根です。
八方アルペンラインの終点、八方池山荘から標高2,060mの八方池までの約2.5kmは、木道・階段等で整備された トレッキングルート「八方尾根自然研究路」となっており、沿道は特殊な地質がもたらす希少な植物の宝庫です。
春にはユキワリソウやイワカガミ、チングルマやワタスゲ、夏にはニッコウキスゲやミヤマアズマギク、ハッポウウスユキソウやオヤマリンドウなどたくさんの可憐な花々が咲き誇ります。八方独自の希少種を探しながら、”天上の池”八方池を目指しましょう。
八方池の雄大で神秘的な景色は、トレッキングの疲れを一瞬にして吹き飛ばします。
柳蘭(ヤナギラン) 細長い葉を柳に、花をランにたとえてこの名がある。英名でファイアー・ ウィード(火の草)というように、山火事や伐採の跡などの裸地にいち早く侵入する パイオニア的植物で、環境の似たスキー場や牧草地などにもよく群落を作る。夏の高原 を代表する ... |
コンコウカ(金光花) ユリ科の多年草 |