狭間

狭間(さま)とは、天守や櫓、土堀の壁面に開けられた矢や鉄砲を放つための穴のことで、城を防備するための重要な仕掛けでした。一般的には丸形や三角形、正方形(鉄砲用)、縦長方形(弓・矢用)の4種類現存する狭間の数は997箇所。開けられた位置によって立狭間、居狭間、寝狭間とも呼ばれるが姫路城は片膝をついて鉄砲を撃つときに使われる居狭間が数多く見られます。