奈良県(ならけん)は、日本の行政区画及び地方公共団体。本州中西部、紀伊半島内陸部、近畿地方の中南部に位置する県である。県庁所在地及び最大の都市は奈良市。
令制国の大和国の領域を占め、北西部の盆地部を除き、険しい山々がそびえており、人口の偏りが大きい。都道府県面積は全国で8番目に狭く内陸8県では最も狭いが、最小の香川県の約2倍でもある。そのため、都道府県人口は30位でありながら都道府県人口密度では14位に浮上し、広島県や群馬県、栃木県を上回っている。
紀伊半島中央の内陸部に位置し、北西部に奈良盆地、北東部に大和高原、それ以外は大台ケ原や近畿地方最高峰の八経ヶ岳(八剣山)といった紀伊山地が広がる。
県内の地区を北和、中和、西和、宇陀(東和)、吉野(南和)などと区分されることもあるが、それぞれの境界線は曖昧であり、近年は単に中央構造線によって北部、南部と表記されることも多い。
盆地:奈良盆地
山地:紀伊山地・生駒山地・金剛山地・高見山地
高原:大和高原
川:大和川・吉野川・十津川
山:八経ヶ岳・弥山・釈迦ヶ岳・大普賢岳・山上ヶ岳・稲村ヶ岳・大台ヶ原山・高見山・金剛山・大和葛城山・二上山・生駒山・若草山
奈良盆地






 曽爾高原      
 屯鶴峰      
 大和葛城山      
 飛鳥京