佐賀県(さがけん)は、日本の九州地方の北西部にある行政区画及び地方公共団体である。県庁所在地及び最大の都市は佐賀市である。
唐津・伊万里・有田などは古くから陶磁器の産地として有名で、玄界灘と有明海の2つの海に接する。令制国の肥前国東部に相当する。明治の府県制成立の際、同国は佐賀県と長崎県の2県として分立した。九州地方の中では最も経済規模が小さい県でもある。 佐賀県は、日本の中では西部(西日本)あるいは南部(南日本)に位置しており、九州地方の中では北部(北部九州)または西部(西九州)に位置している。人口・面積共に九州7県の中では最も少なく、また人口・面積ともに全都道府県中42番目である。しかし人口密度は全都道府県中16番目と中位にあり、九州でも2番目に高い。
県内の地域区分は佐賀藩と唐津藩に二分されていた歴史的経緯から、唐津市を中心とした北部(北西部)と佐賀市を中心とした南部(南東部)に分ける2区分が最もよく用いられる。より細かく分ける場合は、北部・東部・西部の3区分や三神・佐城・杵藤・唐松・伊西の5区分が用いられる。