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五台山 白毫寺
白毫寺(びゃくごうじ)は、兵庫県丹波市市島町にある天台宗の寺院。山号は五大山。本尊は薬師瑠璃光如来。120mの藤棚の「九尺藤」は圧巻。

歴史
705年(慶雲2年)、法道の開山により創建されたと伝えられる。その後、兵火により焼失したが、天正年間(1573年-1592年)に中興された。江戸時代には江戸幕府から朱印状を与えられていた。
公式サイト
2023年4月29日に行きました。その日はゴールデンウイークの幕開けの日で寺の付近で渋滞してました。九尺藤は寺院の下と上にあり、とても素晴らしかったです。また芍薬、牡丹も素晴らしかったです。
白毫寺縁起
白毫寺縁起によれば、慶雲2年(705)、法道仙人により開基された。本尊は天竺から伝えという薬師瑠璃光如来(秘仏)。眉間の白毫から神々しく瑞光を放っていたので「白毫寺」と名付けられた。また、入唐求法から帰朝の際に白毫寺を訪れた慈覚大師円仁(後の第三世天台座主)は周囲の山並みが唐の五台山ににていることから「五台山」命名(後世に五台山と改称)し、持ち帰った密教法具を伝えた。円仁が”中興の祖”と呼ばれる由縁である。法道仙人はインドの僧で、中国・五台山で修行の後に日本を訪れた。円仁もまた五台山で修行を重ねている。開祖も中興の祖も、共に五台山にゆかりがあるのは不思議な因縁というしかない。
鎌倉時代には七堂伽藍が建ち並び、南北朝時代には入って赤松貞範の庇護のもと、93坊を擁する丹波屈指の名刹として隆盛を極めたが、天正年間の織田信長による丹波攻略に伴い、明智光秀率いる軍勢の兵火で焼失。しかし、人々の厚い信仰に支えられて立派に再興されて現在に至る。平成13年秋には渡邊惠進第255年世台座主猊下の来山を得て、厳かに百毫寺
開基1300年慶讃法要が行われた。

                       白毫寺境内図
                       
                       

牡丹の花

芍薬の花

九尺藤

本堂

薬師堂

九尺藤の全景