のこんぎく

ノコンギク(野紺菊[9]、学名: Aster microcephalus var. ovatus)は、野菊の1つでヨメナに非常に似ている。ただし種内の変異は大きく、同種とされるものにはかなり見かけの異なるものがある。 別名、ホソバコンギク。
分布・生育環境
日本の本州・四国・九州にかけて分布する[9]。

生育範囲は幅広く、人為環境からより自然な環境にまで出現する。道ばたや、日当たりのよい野原、原野にふつうに見かけられ、大小の集団をつくって群生する[9][10]。

なお、伊藤左千夫の小説『野菊の墓』の野菊がこれではないかとの説がある[11]。