綱敷天満宮

綱敷天満宮(つなしきてんまんぐう)、綱敷天満神社(つなしきてんまんじんじゃ)、綱敷天神社(つなしきてんじんしゃ)は、京都から九州太宰府の間に点在する神社(天満宮)。菅原道真が大宰府への左遷の途上で立ち寄ったという伝承を持つ。
一覧
宗教法人としては、「綱敷天満宮神社」が1社、「綱敷天神社」が1社、「綱敷天満宮」が3社、「綱敷天満神社」が4社存在する。宗教法人格が存在するものについては ☆ をつけて表す。
綱敷天満宮神社 - 京都府京都市伏見区淀水垂町鎮座 ☆
綱敷天神社 - 大阪府大阪市北区神山町鎮座 ☆
綱敷天満神社 (神戸市) - 兵庫県神戸市東灘区御影鎮座 ☆
綱敷天満宮 (神戸市) - 兵庫県神戸市須磨区天神町鎮座 ☆
綱敷天満神社 (今治市) - 愛媛県今治市桜井6丁目鎮座 ☆
綱敷天満神社 (今治市桜井一丁目) - 愛媛県今治市桜井1丁目鎮座 ☆
綱敷天満神社 (西条市) - 愛媛県西条市壬生川鎮座 ☆
綱敷天満宮 (福岡市) - 福岡県福岡市博多区綱場町鎮座 ☆
綱敷天満宮 (築上町) - 福岡県築上郡築上町大字高塚鎮座 ☆
綱敷の天満宮の名前の由来は菅原道真公が太宰府へ左遷される。

綱敷の天満宮の名前の由来は菅原道真公が太宰府へ左遷される途中、須磨の浦で嵐に会い一時上陸されたおりに、須磨の漁師たちが松の陰の下に綱を渦巻き状にして円座を設け、道真公にお座りいただき、丁寧に歓待申し上げたことにあります。「綱敷の円座」は綱敷天満宮の由緒でもある綱で作った円座をモチーフにした縁起像です。ここに座り、精神統一しながら道真公をお偲び申し上げることで、ご加護を得ることができます。
                              →綱敷天満宮より

さらに同天満宮にはなすの腰かけという物があり、どんな願いも叶うという。なすの花はひとつの無駄もなく実を結び、また「なす」が「成す(成就)」に通じることから、努力が報われ願いが叶えられるという縁起を含みます。→同天満宮のパンフレットより

また同天満宮には波乗り祈願像があります。サーフボードを抱える、幼い道真公の像。時流の波に乗り、幸せな生活が送れるよう須磨の海辺に祈願いたします。また境内西側の「波乗り坂には」にはサーフボード型の石畳があります。→同天満宮のパンフレットより

以下はクリックすれば拡大します。


綱敷天満宮境内図



 


本殿

本殿の全体図

綱敷の円座

波乗り祈願像

なすの腰かけ

御朱印