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更新:2016年5月9日

オダマキ

オダマキは、北半球の温帯に約70種が分布するキンポウゲ科オダマキ属の多年草です。
日本では、ミヤマオダマキとヤマオダマキの2種が分布しています。
一般的に栽培されるオダマキは、大別すると日本原産のミヤマオダマキのグループと、ヨーロッパ原産の西洋オダマキのグループで、両種のオダマキを交配親として数多くの園芸品種が作出され、流通しています。
オダマキの主な花期は、4月~6月中旬。
花期になると、上部で分枝した茎の頂部に、花径3~8㎝程度の花を下向きに咲かせます。
※品種によっては上向きに咲くものもあります。

外側の花弁のように見えるのは萼片で、本来の花弁はその内側で筒状になっている部分です。
萼片、花弁ともに5枚あり、花弁の基部は距(キョ)となって内側に曲がります。
花色は、青、ピンク、紫、白、赤、黄色、オレンジなどなど。
多くの園芸品種があり、豊富な花色が揃います


   三田市の永澤寺で咲くおだまき
2016/4/29撮影