可児市のカタクリの群生

カタクリは山野に群生する多年草。りん茎は地中深く入り、長さ4~5cm,基部には前年のりん茎の基部がつく。地際に2枚の淡緑色の葉を対生し、表面には紫色の斑文があるが、成育地によっては、全くないものもある。早春、葉の間から花柄が立ち、頂に1花がうつむいて開く。美しい紅紫色の6弁花は咲くとシクラメンのように反り返る。りん茎は昔はカタクリ粉をとった。

  • カタクリ

  • 花期:3~4月

  • 成育地:山野

  • 分布:北海道、本州、四国、九州

平成24年度里山林整備事業として可児市・可児市観光協会が整備した  現地看板による

付近の図

岐阜県可児市の可児川下流域自然公園のカタクリは見事である。2021年3月24日に現場に行った。鳩吹山の斜面にカタクリの群生が見られた。多くの人々がみにきていた。カタクリは種から植えるとのことであるが、種を植えてから7年から8年かかるとのこと。
また大脇の信号から15分位入ったところにはニリンソウ、イチリンソウもあり、その入口付近ではキズイセンとスノーフレーク(スズランスイセン)があった。


カタクリの群生 時間がたつと大勢の人が来ていた
鳩吹山の斜面にさいていた カタクリの花


道ばたにさいているキズイセンとスノーフレイク スノーフレイク(スズランスイセン)

ニリンソウ(ほぼ満開であった)これは入り口に
駐車場があり、そこより20分位奥に入ったところ
にある。手前にはニリンソウ、奥にはイチリンソウ
がある。イチリンソウはまださきはじめである。
ニリンソウの群生
ニリンソウ、イチリンソウを見に行くにはここをとおる
左側は崖であり、下には川が流れる

  
真ん中はイチリンソウで上はニリンソウ、葉の形が異なる  
花の色はややピンク色
     
     

ショウジョウバカマの群生もあった