2020年11月8日午後から神戸市須磨区横尾にある「のじぎくの丘」にいってきました。数年前にもいったことがありますが、ここは姫路市大塩のノジギク公園から株をもらって植えたそうです。大塩のノジギク公園やその背後の日笠山にもいきましたが、「のじぎくの丘」の方が花の数も多く立派になっているような気がします。山の上のほうにも少し植えてあってさらに立派になるような気がします。
世話をされていると思われる方に聞くと自然には大塩だけではなく市川沿いにたくさん咲いているとのことです。
私は2009年11月5日にこの地に最初にきましたが、そのときポスターが3つあり1つが
よこおみち森もりの会はこの地の近隣の者が「人と近くに残された自然とがもっとふれあえる環境をつくろう」と、平成21年(2009年)3月に集まり設立した森林ボランティアグループです。
現在(そのとき)の主な活動
2009年(平成21年)3月森林ボランティアとして、よこおみち森もりの会が設立され「人と近くに残された自然とがもっとふれあえる環境をつくろう」との目的でつくられました。そのときの活動は
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1.横尾道及びその周辺の整備
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クズで覆われていた斜面を整備し野路菊を育成
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横尾道周辺の除草、清掃等
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2.友が丘南西部の林の整備
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友が丘南西部の放置され竹がはびこっている竹藪を整備し、竹林の道を新設
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経験はといません。趣旨に賛同され、一緒に活動される方の入会をお待ちしています。
また別のポスターには
よこお野路菊の丘
平成21年3月に横尾山の中腹をとりまく遊歩道(横尾道)を中心として道と森を整備・保全しようと集まった近隣の有志が、森林ボランティアグループ「よこおみち森もりの会」を設立し、クズ等に覆われ、荒れた状態になっていたこの地に野路菊の植栽を計画致しました。5月に姫路市大塩の「日笠山 のじぎく園」頂いた挿し穂を、横尾道を歩かれる多くの方の協力も得てこの傍らのツバキ林の中挿し芽し、7月に成長した苗2300本斜面及び台地に定植致しました。8・9月の水不足、10月の台風等にも耐えて、こここまで成長いたしました。この地を「よこお野路菊の丘」と命名させて頂き、今後も末永く 野路菊が咲く場所として、見守っていきたいと思っています。みなさまには野路菊並びにこの地からの景観を楽しんで頂ければ幸いです。
参考として姫路市発行の冊子「ノジギク(野路菊)」よこおみち森もりの会
野路菊(ノジギク)
野路菊は兵庫県の「県の花」
昭和29年(1954年)にNHKが郷土の花を募集したとき、兵庫県南部に群生し、香りも白や黄色の清らかな花を咲かせる野路菊が選ばれました。それ以来、県の花としてひろく親しまれています。野路菊は、九州南部から四国地方の太平洋岸及び沿岸部に分布し、潮風の影響を受けるところを好み、海岸から4km~5km以内に多く自生しており、兵庫県が分布域の東北限りとなっています。開花はキクの仲間では最も遅く、10月下旬から咲き始めて、正月ごろまで咲いているものがあります。
牧野博士によって命名
野路菊は、明治17年(1907年)に、日本植物分類学の父といわれている牧野 冨太郎博士が、郷土の高知県吾川郡吾川村川口(現在)の仁淀川沿いの路傍で発見し、命名したものです。兵庫県では、明治40年(1907年)に、明石女子師範学校の教諭から西宮高等女学校長になられた山鳥吉五郎氏によって、表六甲ケーブル土橋駅付近で初めて
発見されました。大正13年(1924年)の秋、牧野、山鳥両氏の調査により、姫路市東南部から高砂市にかけての一大群生地が広く知られるようになり話題になりました。
又次のとおり3通のポスターがありました。
ノジギク丘の風景 2009/11/25撮影 |
白色と黄色のノジギク 2009/11/25撮影 |
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白色のノジギク 2009/11/25撮影 |
黄色のノジギク 2009/11/25撮影 |
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野菊 2009/11/25撮影 |
蜂が留まっている |
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