更新:2015年10月2日

砥峰高原


砥峰高原(とのみねこうげん)は兵庫県神崎郡神河町にある高原。山野草の宝庫、ススキの大群生地として知られている。
雪彦峰山県立自然公園に属する、標高800~900mに位置する面積約90ヘクタールの草原。波打つような緩やかな起伏が連続する周氷河地形の一種の化石周氷河斜面と呼ばれる地形で、秋は草原一面が銀色の絨毯となる日本有数のススキの大群生地である。また湿原(砥峰高原湿地帯)では、多くの高山植物を観ることができる。
近代以前は茅葺屋根材の茅の伐採地であり、その環境を維持する為に毎年雪解けの時期に山焼きが行われてきた。それによってススキの大草原が出現することとなった。

茅を伐採しなくなった現在もススキの大草原を維持することを目的とした山焼きが毎年4月に行われている。2015年には、予定されていた3月28日に失火による火災が発生したことにより、急遽中止となった。

私は2007年10月28日に現地にいった

   
2007年10月28日撮影  2007年10月28日撮影 
   
 2007年10月28日撮影 2007年10月28日撮影