更新:2017年7月30日



リニア・鉄道館〜夢と想い出のミュージアム〜(リニア・てつどうかん〜ゆめとおもいでのミュージアム〜 英語名:SCMAGLEV and Railway Park)は、東海旅客鉄道(JR東海)が2011年(平成23年)3月14日に愛知県名古屋市港区金城ふ頭に開館した、鉄道に関する事物を展示する博物館(鉄道保存展示施設)である。
JR東海が本社を置く名古屋市は、2007年(平成19年)に「モノづくり文化交流拠点構想」を策定した。これは、産業技術の継承と人材育成、産業振興・産業観光の推進、および新たな都市の魅力向上を目的として、名古屋港金城ふ頭約60ヘクタールに交流拠点を設けるものであり、2011年より段階的な整備を計画している。
同市より参画要請を受けたJR東海では、2008年(平成20年)にJR東海博物館の開設を表明した。高速鉄道技術の進歩などを広く紹介することを目的とし、以下の3点をコンセプトとしている。
高速鉄道技術の進歩の紹介
鉄道が社会に与えた影響について学習する場を提供
楽しく遊べるよう模型などを活用し、バリアフリー
2009年(平成21年)8月に着工。館内には、同社が計画中の超電導リニアをはじめ、歴代の鉄道車両を展示するほか、新幹線や在来線電車のシミュレータ、鉄道のしくみや歴史などについて展示コーナーを設置する予定とされ、2010年9月16日にロゴと開館予定日とともに名称が「リニア・鉄道館〜夢と想い出のミュージアム〜」に決定したことが発表された。
一方、同社が浜松市天竜区で営業していた佐久間レールパークは、展示車両の本館への移動にともない2009年11月に閉園した。






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