更新:2016年6月13日

科名   サクラソウ科
 学名  primulajaponica
別名  シチジュソウ(七重草) 
地元の別名   クルマソウ(たたら製鉄が行われていたころからの
呼び名とのこと(地元長老調べ)
 花ことば 「幸福を重ねる」「物思い」「物思いの良さ} 
由来  花は下の方から階層(段)になって次々と咲いて
その姿がお寺の屋根の先端についている
「九輪」に似ているところから「クリンソウ」の名前
がつきました。学名のpurimulajaponicaのプリムラ
は「最初」のいう意味でこの花がほかの花に
先駆けて咲くことから、英名ではジャパニー
ズプリムラローズといいます。北海道から
本州、四国の山間部に分布する多年草
で湿り気のある環境を好み山野の
せせらぎや渓谷の湿地自生します。
草丈は大きなもので90cmほどになりサクラソウ
科の中でもっとも大型の部類となります。
 見ごろ 5月中旬から6月20日ごろまで(天気・
気温等により前後する場合もあります)
 
   地元のパンフレットより

 
 クリンソウの咲いている場所の全体の見取り図

 2016/6/10にちくさ湿原にいきましたが、少し時期が遅かったようです
   
   

たたらの里学習館

2020年5月19日に新型コロナウイルス(COVID-19)の自粛解除が兵庫県では終了していないが5/19からたたらの里学習館が開館するとのことであり、千種高原の方は本年は営業しないとのことであったのでたたらの学習館にいった。事前にで電話で確認したところ
千種高原の方とかわらないとのことであったのでそこへいった。そこのクリンソウをみて
千種高原(スキー場の近く)にいったが駐車場は閉鎖されておりクリンソウもほとんどなかった。クリンソウは前回は6月10日に行ったがほとんど開花の時期は終了していたが
5月19日は真っ盛りであった。
「たたら」という用語は古くより「鑪」や「踏鞴」、「多々良」などと表記されてきたが 、それらは製鉄のさいに火力を強めるために使う鞴(ふいご)を指し、既に「古事記」や「日本書紀」にその使用例がある 。刀で有名な備前刀とはここで作られた鉄で作られたということである。




たたらの里学習館
クリンソウ クリンソウの群生