ニチニチソウ

ニチニチソウ(日々草、学名: Catharanthus roseus)は、キョウチクトウ科ニチニチソウ属の一年草。
初夏から晩秋まで次々に花が咲くので、「日々草」という。キク科のヒャクニチソウとは異なる。
形態・生態
原種は小低木で、匍匐性とされる。
本来は多年草であるが、耐寒性のなさから一般には一年草として扱われる。観賞用に改良された品種は直立するものが多い。
葉は長楕円形で、対生する。
花は直径3~4cm程度で、花弁は5裂し、色は白、ピンク、赤、赤紫などがあり、中心だけ色が違うものもある。

毒性
ニチニチソウには、「ビンカアルカロイド」[2]と総称される、10種以上のアルカロイドが、全草に含まれる。
そのうち、ビンクリスチンとビンブラスチンには、細胞分裂阻害作用(チューブリン脱重合による)がある。抵抗剤として用いられるが、脱毛などの副作用・毒性があるので、素人の利用は危険。貪食すると、嘔吐や下痢程度では済まない。

症状 - 中枢神経刺激作用、心機能障害、痙攣、筋肉麻痺、嘔吐。
分布・生育地
マダガスカル原産で、熱帯各地に野生化する。温帯でも栽培可能である。

人間との関わり観賞用に栽培される。

インターネットから
挿入したもの
           

2023年11月1日神戸市
西区六甲のめぐみで撮影

2023年11月1日神戸市
西区六甲のめぐみで撮影