更新:2015年10月6日

奥入瀬渓流

奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)は、青森県十和田市十和田湖畔子ノ口(ねのくち)から焼山(やけやま)までの約14kmの奥入瀬川の渓流である。十和田八幡平国立公園に属する。国指定の特別名勝及び天然記念物したがって 朽ちる木も自然のままである。
渓流沿いにはいくつもの滝が点在し、この道は「瀑布街道」とも呼ばれている。十和田湖への魚の遡上を阻止してきた魚止めの滝でもある銚子大滝をはじめとして、阿修羅の流れ、雲井の滝等多くの景勝地がある。 渓流沿いには車道とともに遊歩道が整備されており、美しいとされる新緑や紅葉の時期は特に観光客が多い。
遊歩道から見る植物群は種類が豊富であり、特にすばらしい。
又、十和田湖の水の利用として現地看板には・・奥入瀬に流す水の量や時間流す季節などはこの水門(青橅取水口(あおぶなしゅすいこう))によってコントロールされます。もともと湖水の流出は奥入瀬だけなのですが、じつは青橅に取水口が設けられ、そこから山の中のトンネルを通って焼山の十和田発電所まで水が引かれています。水はそこで発電に使われ、下流にあるいくつかの発電所を経由したのち。最後は農業用水として使われます。十和田湖を貯水池として、奥入瀬に流れる水をコントロールすることで観光と発電、そして灌漑という3つの利用を可能しています。・・・とあります→下図 水系図参照
奥入瀬川から人口河川である稲生川(いなおいがわ)を経て明治のはじめ三本木原と言われた不毛の地にサイフォンの原理を利用して水が供給されたことを知って感銘を受けた。
三本木原とは青森県東部,十和田市を中心とする洪積台地。東西約 30km,南北約 15kmの八甲田火山群起源の火山灰におおわれた台地である。


   
奥入瀬川の水はきれいである。
 
   
   
奥入瀬渓谷  奥入瀬渓谷の植物群 
   
ニリンソウ   
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