茨城県(いばらきけん)は、日本の行政区画および地方公共団体。関東地方の北東に位置し、東は太平洋に面する。県庁所在地および最大の都市は水戸市。都道府県人口は全国11位、面積は全国24位である。
茨城県は、関東地方の北東部に位置する県で、元の常陸国全域と、明治期に千葉県から移管された下総国猿島郡・結城郡・豊田郡・岡田郡の全域および相馬郡・葛飾郡・香取郡の一部から成り立っている。県の人口は2,868,041人(2019年10月1日)で、日本の総人口の約2.3%を占めており、静岡県に次いで全国第11位。政令指定都市を持たない県では最も人口が多いが、人口30万人以上の都市は存在しない。面積は6,094km2(霞ヶ浦・北浦・牛久沼・涸沼などを含めない場合は5,874.20km2)で、国土の約1.6%を占める。県内の市町村数は44で、うち市は32、郡は7で、その下に10の町と2の村がある。2008年度の県内総生産は11兆5157億円。
県北部は日立市・ひたちなか市で工業化が進み、太平洋や八溝山地のある緑豊かな地域を形成する。県中央部は水戸市に県庁が置かれ、小美玉市に茨城空港がある。県東部の鹿嶋市・神栖市では鹿島臨海工業地帯を形成し、工業化が進んでいる。県西部は関東平野の中央部にあたる農業を中心とした内陸の地域となっている。県南部は、筑波研究学園都市が整備され、JR常磐線・関東鉄道常総線・首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス沿線では東京特別区のベッドタウンとしての開発が進められた地域となっている。









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