更新:2019年8月15日


醒ヶ井養鱒試験場


 醒井養鱒場(さめがいようそんじょう)は、滋賀県米原市にある、県立淡水魚養殖・研究施設。滋賀県には滋賀県水産試験場が彦根市にあるが、琵琶湖漁業が(漁業法で)海の扱いとなるため、滋賀県の内水面水産試験場と位置づけてもよい。またその規模は、東洋一を誇るといわれる。
 醒井渓谷の豊かな水を利用し、ニジマスを主に、アマゴ・イワナなど清流のみでしか生息することができない数々の淡水魚が生育されており、総面積は約19 haである。大小80あまりの池があり、ニジマスの数に関しては約160万尾といわれる。場内には釣り堀や料理店があり、釣り堀で釣った鱒を料理店に持ち込んで、調理してもらうことも可能。場内には、清流飲用所もある。
なお、ここで養殖されたニジマスは、JR米原駅の駅弁である「元祖鱒寿し」の食材としても使用されている。
 
醒ヶ井養鱒場の場内案内図 
イトウ

北海道の根釧原野、天塩川水系、石狩川上流に生息しています。最近極めて数がすくなくなり、幻の魚といわれています。体表に黒い小斑点があり、成長すると全長1m以上にもなり多くの釣り人を魅了する魚の1つです。この魚の産卵期は、サケやニジマスなどの秋とは異なり4~5月頃の春です。当場で養成されているものは水温が適していないためか産卵の経歴はありません。

2017年7月21日撮影



     
養鱒場の様子     ニジマス
     
 バイカモ   養鱒場の様子 

醒ヶ井養鱒場の公式HP