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光明寺
光明寺(こうみょうじ)は、兵庫県加東市光明寺にある高野山真言宗の寺院。山号は五峰山(ごぶさん)。本尊は十一面千手千眼観世音菩薩。「播磨高野」とも呼ばれる真言宗七十五名刹の一つ。創立者は法道とされる。観応の擾乱の光明寺合戦の舞台として知られる。新西国三十三箇所第28番札所。
新緑と紅葉の名所で「ひょうご森林浴場50選」に選定される連山(宿尾・明星が辻・経の尾・大岩・弥木場)である五峰山(扇山)の主峰頂上近くに本堂がある。光明寺合戦にまつわる史跡は本堂裏の本陣跡のほか、山内に数多く残る。
推古天皇2年(594年)に法道による開創と伝わる。法道は、天竺(インド)から紫の雲に乗って飛来したとされる伝説的人物である。法道開基との伝承は文字通りに受け取ることはできないが、法道開基伝承をもつ寺院は兵庫県東部地域に集中しており、こうした伝承の元になり、地域の信仰の中心となった人物が実在した可能性は否定できない。

寺伝では平安時代初期に円仁(慈覚大師)が山内に留まったと言い、仁明天皇の勅願により常行堂が建立されたという。最盛期には塔頭4ケ院の他に19の僧坊があった。
正平6年/観応2年(1351年)には山内の光明寺城で足利尊氏・高師直の軍と、足利直義・石塔頼房・愛曽伊勢守の軍の合戦(光明寺合戦)があった。

 2022年7月16日現地にいく。駐車場から急坂をあがらなければならない。
花蔵院で御朱印受け付けあり、本堂は無人である。

              光明寺境内図


本堂

常行堂(阿弥陀堂)

文殊堂

御影堂

御朱印