長浜市

長浜市(ながはまし)は、滋賀県の湖北地方に位置する市。
概要
中心市街は羽柴秀吉によって長浜城の城下町として整備された。長浜城の廃城後は大通寺(長浜御坊)の門前町、北国街道や琵琶湖水運の要衝として発展し、湖北地方の中心地とされている。姉川古戦場など戦国時代の史跡が多く、国友は近世に国内有数の鉄砲生産拠点として栄えた。
市名の由来
元々は「今浜」と呼ばれていたが、天正3年(1575年)頃に羽柴秀吉が「長浜」と改称したとされる[1]。「長」の由来は秀吉の主君・織田信長の「長」に求める説もあるが[2]、因果関係は不明[1]。共通語では「長浜」は平板型アクセントで発音されることが多いが、正しくは「なが」または「が」を高く発音するアクセントである。NHKでは、平板型アクセントを第1アクセントとしつつ、「が」を高く発音するアクセントも「地元放送局アクセント」として許容している[3]。

地理
位置
滋賀県北部に位置し、東西約25km、南北約40kmと市域は東西に短く南北に長い[4]。概ね東端を伊吹山地、北端を野坂山地、西端を琵琶湖で区切られている。

琵琶湖を含めた市域面積は680.79km²で、広さは高島市に次いで滋賀県下第2位である(陸部のみの面積は県下第1位)。

平成の大合併により市域は琵琶湖から岐阜県・福井県境まで拡大し、湖北地方の大部分を占める。